友人が苦労した債務整理と自己破産
仕事上で友人が、借金で自己破産し債務整理をした過去があるという話を聞いた事があります。
俗に言う多重債務者という所まで追い詰められてしまったそうで、最初はほんの軽い気持ちで生活費を補うために借りただけだったそうです。
その生活費や住居費の為のはずのお金が、金利も手伝ってどんどん膨らんで行き、銀行やカード会社、大手消費者金融だけではなく最終的には街金などにも手を出す状態になってしまったそうです。
そこまで落ちるとまさに自転車操業で、元本はともかくA社の金利分を返す為、B社から借金、今度はB社の返済日の為にC社から、最終的には、新しくD社、E社と、元本だけのためにひたすら借りて、返済日に返す日々が2年以上続き、常にお金に追われる、正に地獄だったそうです。
その原因は２つで、ご主人が個人事業主で収入に波があった事と、彼女の職種がアパレル及び美容関係だったため、トレンディーな家賃の高い地域に住みつつも、お給料が安いのに出費が多い、と言う中で働いていたことだったそうです。
そんな状態で収入より支出の方が上回ってしまって最終的には生活費のために借金が膨らみ多重債務者まで落ちてしまったと言っていました。
彼女がラッキーだったのはたまたま知り合いの関係で、良心的な金額で債務整理と自己破産の手伝いをしてくれる弁護士さんが見つかった事です。払いすぎた金利も戻ってきて、自己破産などの手続きや各社とのやり取りも全部すんなり行ったそうです。
もちろん 5年間はブラックリストに載ってしまったのでクレジットカードも使えず、お金は現金のみと言う生活は、以前と全く違うので自己破産後もとても辛い日々は続いたと言っていました。
散財したりギャンブルなど自分の遊びや不徳で借金をするのではなく、普通に生活してなおかつパートナーである夫の事業悪くなってしまったことで生活費を借りてこのような状態に陥る主婦の方は多いと、その弁護士さんからも言われた、と言っていました。
今は離婚して1人で立派に身を立てていて、辛かったが良い経験だった。
今はクレジットカードも作れるそうですが、逆にそのような経験からカード使用も最低限でリボ払いなどは使用せず、現金主義で生活しているとの事でした。
債務整理中でもお金が必要になるのは当たり前で、その時はどうしたのでしょう。
いくら生活を切りつめても支払はあるわけですからね。
ところが、そんな時でもお金を借りられるところはあるようです。
いわゆる街金みたいなとこです。街金は闇金とは違いちゃんと法廷利息を守ります。
ですから無理な借り入れをしなければ問題ないようです。しかもほかの良く知られた消費者金融に比べ審査なんかは雲泥の差があるようです。
もうお金を借りる所がないと悩んでいたようですが、こういう時は本当に助かったと言ってました。
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